山手線を動く歩道にしてみよう | 日々だらくだるく

山手線を動く歩道にしてみよう

走行中の電車から勝手に降りた馬鹿のせいで、山手線・埼京線あぼーん:アルファルファモザイク - 2ちゃんねるスレッドまとめブログ
これの>>367の発想が元

山手線は便利な路線ですがいかんせん混雑時の乗車率がひどい。200%とか異常としか言いようがない。
ほんの数駅先を使う場合でも、その混雑に巻き込まれるのはつらいものです。

てなわけで、「山手線に平行して高速な動く歩道を作り、数駅しか使わない人はそれに乗ればいい」という発想がこれです。
十分速ければみんな利用するはずなので、山手線の乗車率も多少は改善するはず。
山手線との乗り換え案内も搭載すれば、1駅は動く歩道でそれ以降は電車に乗る、ということも可能かもしれません。同じ山手線なのに乗り換えとはこれいかに。

ただ高速の動く歩道というのはその加速が問題です。
世界最速と銘打たれたフランスの首都パリにあるモンパルナス=ビヤンヴニュ駅の動く歩道は、当初通常の3倍である時速11キロだったようですが事故続出で時速9キロに変更されているようです。通常の3倍は赤い人しか(ry
しくみは、独立部のローラーで加速して、そのあと通常部のコンベアに移すというもののようですが、これでも加速がきつすぎてだめなようです。
モンパルナス=ビヤンヴニュ駅 - Wikipedia


日本ではIHIという会社が現在高速かつ安全な動く歩道を開発中だそうです。

助走部分の速度は考慮に入れないとして、
時速9キロでは駅間1キロとしても6分40秒。これでは少し遅いでしょう。
時速12キロなら5分。
時速15キロで4分。
時速20キロだと3分。
時速20キロは危なすぎるのでおそらくは15キロぐらいが妥当でしょうか。

がんばれ日本のものづくり!
動く歩道 - Wikipedia

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ということで、自分もちょっと考えてみた。
日々だらくだるく-動く歩道1
こういう平行四辺形の板を用意します


日々だらくだるく-動く歩道2



並べて動く歩道に(赤いラインの中が乗る部分)

日々だらくだるく-動く歩道3
進むにつれて回転させる



日々だらくだるく-動く歩道4

こうなる

この状態だと 1/cosθ(θは高速時の板の傾き)倍の速度にすることができます。
図の例では45度なので約1.4倍となります。
通常の3倍であれば約70度傾ける必要があります。

この例だとファジーな加速が簡易であることが利点となります。
一方で初期状態ではみ出している部分があるので、初期部分が肥大化するのが欠点です。
(はみ出す部分の長さは 板の幅*tanθ アバウトだが3倍速なら約3倍必要)

何より乗ってる人が回転するのでなんか酔いそう。


結論:没
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類似案

日々だらくだるく-動く歩道5 日々だらくだるく-動く歩道6
速度は同じ。
はみ出す部分が少ないのが上の例と比べての利点。(板の幅*sinθ 最大でも1倍)
逆に高速になるにつれて乗れる部分が狭くなるので、乗る時にぎりぎりの人数だとプレスされる恐れがある。

そしてどっちにしろ回転する